(1960 - )
作曲家。吹奏楽や声楽、室内楽などを中心に精力的に作曲活動を行っている。代表作としてオペラ《ミスター・シンデレラ》(高木達台本)や吹奏楽のための交響詩《ぐるりよざ》など。60作をこえる吹奏楽作品は、世界的なレパートリーとなっている。また、林望、野呂昶をはじめとした多くの詩人とのコラボレイションによる声楽曲は、日本語を生かした親しみやすいメロディとして話題を呼んでいる。
また、ピアニストとして、バスバリトン歌手・岡村喬生氏はじめ国内外のプレイヤーとの共演、指揮者として、東京佼成ウインドオーケストラなどとの共演、教育者として、高校の音楽の教科書はじめ多くの教材の提供など、多方面に活躍。
多くの吹奏楽作品が国内外から出版されているのを始めとして、『伊藤康英歌曲集』、ピアノ連弾曲集『ぐるぐるピアノ』(いずれも音楽之友社)などが好評を博している。
東京芸術大学作曲科及び同大学院修了。静岡県音楽コンクールピアノ部門優勝。日本音楽コンクール作曲部門入賞。日本吹奏楽学会アカデミー賞作曲賞受賞。浜松ゆかりの音楽家顕彰受賞。現在、洗足学園音楽大学教授、東京芸術大学講師。
吹奏楽作品
編曲作品