作曲者: | 深井史郎 |
作曲年: | 1936年 |
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編成: | |
初演: |
指揮 |
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委嘱者: | |
解説: |
先に作曲された「5つのパロディ」(1933年)が原曲。2管編成だったのを3管に改め、原曲の第3曲“マリピエロ”を効果が上がらないとして削除し、終曲の“バルトーク”を“ルーセル”に改題したのがこの作品(ただし各楽章の表題は1942年以降作者の希望により削除されている。)。各楽章はそれぞれの表題通り、各大作曲家の作品の主題が引用され、また作曲技法的にもそれらの作曲家のパロディとして書かれてはいるが、全く独創的な作品となっている。1937年に催された新交響楽団の第1回邦人作品コンクールに入選している。戦後長らく、改訂版3管編成の楽譜が行方不明となっていたが、2005年、発見されポケットスコアが自筆譜の写真版で全音から出版された。なおオーケストラの録音は2回行われ、2回とも改訂前の楽譜が用いられている。吹奏楽版は、作者と同じ秋田出身の天野正道氏が作曲者に敬意を表して編曲された。 原曲「5つのパロディ」は1934年5月7日放送初演。改作後の「パロディ的な四楽章」は1937年1月29日、ローゼンシュトック指揮新交響楽団(現NHK交響楽団)、井口基成のピアノにより日比谷公会堂で初演。天野正道編曲の吹奏楽版は秋田南高等学校吹奏楽部により初演されている。 |
編曲者名 | 出版社 |
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天野正道 | |
遠藤正樹 | |
館山勝則 | |
村上仁崇 |