渡邊浦人 / 交響組曲《野人》


Watanabe, Urato / Suite Yajin for Symphonic Band


吹奏楽コンクールでの演奏記録

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作品情報

  1. 集い (Assemblage)
  2. 祭り (Rite)
  3. 踊り (Dance)
作曲者: 渡邊浦人
作曲年: 1941年
演奏時間: 16分
編成:
初演: 0000年00月00日 指揮


出版社:
委嘱者:
解説: 管弦楽原曲は1941年11月、日比谷公会堂に於いて山田一雄指揮新交響楽団により初演された。また、本人編曲の吹奏楽版は1956年4月ワシントンに於いてジョージ・ハワード指揮アメリカ空軍軍楽隊により初演。

「野人」は近代人の心の底にある野性を表そうとしたもので、ここで言う野性とは野蛮の意ではなく、古代から今に至るまで人々の心の奥深くに流れ続ける優れた行動の精神。第10回毎日音楽コンクール首席入選、文部大臣賞授与。日本的な民族性が汪溢しているこの作品は海外でも好評で、戦中と戦後を通して国内外併せ、最も演奏回数の多い作品の一つであった。アメリカ空軍バンドが初来日にあたって、隊長のジョージ・ハワード大佐は何か日本の曲を取り上げたいと思っていたが、東京のアメリカ文化センターより「野人」の推薦を受け、作者本人に吹奏楽編曲を依頼したのが、この吹奏楽版誕生のきっかけとなった。

主な編曲者

編曲者名 出版社
大木隆明
藤田玄播
及川晃貴

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