伊藤康英 / 吹奏楽のための序曲《平和と栄光》


Ito, Yasuhide / Overture for Band "Pacem et gloriam pro nobis"


吹奏楽コンクールでの演奏記録

コンクールデータベースで見る

作品情報

作曲者: 伊藤康英
作曲年: 2001年
演奏時間: 7分
編成: Picc. Fl. Ob. Bn. Cl. Sax. Hrn. Trp. Trb. Tub. Cb. Hp. C-chor. Tim.p. Perc. BANDA(4part)
初演: 2001年02月18日 佐川聖二 指揮 創価グロリア吹奏楽団、創価学会富士少年希望少女合唱団

創価グロリア吹奏楽団第15回定期演奏会
出版社:
委嘱者:
解説: 創価グロリア吹奏楽団の委嘱により2001年1月に作曲。昨年3月の演奏会を聴いて、大人数のバンダを含む大編成バンドに感銘を受け、そういう派手な曲を書いてみようかなあと思ったのである。そして、「21世紀の幕開けにふさわしい」作品を、と依頼された。

ふと20世紀を振り返ると、必ずしもハッピーなことばかりではなかった。だから今こそは平和を希いたいものだ、と、そう考えた私は、カタロニア民謡の《鳥の歌》を作品のあちらこちらにちりばめた。それこそが21世紀の幕開けにふさわしい。結局、祈りと祝典の音楽、とでもいえる音楽になった。ちなみに訳題はラテン語で、「我らに平和と栄光を」とでもいった意味合いとなっている。
(伊藤康英)

アクセス数:3595