齋藤高順(Saito, Takanobu)


(1924 - 2004)

東京生まれ。東京音楽学校(現・東京芸大)研究科作曲専攻を卒業。戦時中は陸軍軍楽隊戸山音楽学絞に在籍し、同窓に團伊玖磨、芥川也寸志、奥村一らがいた。作曲を池内友次郎、信時潔、細川碧、金子登、伊福部昭に師事。1972年に航空自衛隊航空音楽隊長に就任、1976年から警視庁音楽隊長、また日本吹奏楽指導者協会理事などを歴任し吹奏楽界で活躍する一方、故小津安二郎監督の映画「東京物語」や「秋刀魚の味」等で音楽を担当し、洒落た音楽性で高い評価を得た。自由作曲家協会会員。代表作に「ヴァイオリン、ハープ、打楽器のためのコンポジション」、「室内オーケストラのためのシンフォニー」、「サックスのための四重奏曲」、弦楽のための「今様」、ピアノのための「幻想風喜遊曲」、歌曲「風鐸」など。

吹奏楽作品

作品名作曲年演奏時間出版社
行進曲《オーバー・ザ・ギャラクシー》19794分全日本吹奏楽連盟
交響詩《オンリー・ワン・アース》07分
クラリネットと吹奏楽のためのバラード0
バンドのためのインテルメッツォ「夢現」0
バンドのためのメルヘン「マッチ売りの少女」1977
フライング・エクスプレス1972
ブルー・インパルス1970
マーチング・エスカルゴ0
吹奏楽のためのコンチェルティーノ0
交響詩《空》1975
組曲「エメラルドの四季」0
交響詩《自然への回帰》0
花のマーチ
輝く前進0
行進曲《輝く栄光》
行進曲《輝く銀嶺》0

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